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ルーミーの燃費が悪いという評判を耳にして、購入をためらっていませんか?結論から言えば、市街地での実燃費は10km/Lから12km/L程度になることもありますが、高速道路や郊外では伸びやすく、広大な室内空間という利便性は唯一無二の魅力です。
この記事ではカタログ燃費との違いやライバルのソリオとの比較、実燃費を改善するコツを詳しく解説します。最後まで読めば燃費への不安が解消され、納得してルーミーを選べるようになりますよ。
編集長T.A
トヨタのルーミーは、軽自動車のような取り回しの良さとミニバンのような広さを両立した人気車種です。しかし、検討中の方が必ずと言っていいほど直面するのが「燃費」への不安。ここでは、統計データやメーカー公表値を踏まえた燃費の見え方と、なぜそのような数値になりやすいのかという構造的な背景を私自身の視点で掘り下げていきます。

メーカーが公表しているWLTCモード燃費は、2WDのNA(自然吸気)モデルで18.4km/L、ターボモデル(2WD)で16.8km/Lです。実際、トヨタの主要諸元表でも、グレード・駆動方式ごとのWLTC値(市街地/郊外/高速道路モードを含む)が公開されています。なお、実際の公道走行では、渋滞や短距離移動、エアコン使用などの影響でこれより低くなるのが一般的です。
実燃費の投稿サイトなどでは平均値が掲載されていることがありますが、年式・グレード・走行環境・季節差で数値は大きく変動します。参考にする場合も、単一の平均値を鵜呑みにせず、自分の使い方(街乗り中心か、高速利用が多いか)に近い条件の記録を確認するのが重要です。
実燃費は、走る場所や条件によって大きく変動します。特にルーミーが得意とする「街乗り」と「郊外・高速」では以下のような差が出る傾向にあります。
信号待ちの多い都市部での利用がメインの方は、10km/L強という数値を見て「悪い」と感じるかもしれません。一方で、週末のレジャーで遠出する際には、1.0Lクラスとしては健闘していると感じるケースもあります。
| エンジン・駆動方式 | WLTCモード | 市街地モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|
| NAモデル (2WD) | 18.4km/L | 15.5km/L | 19.2km/L |
| NAモデル (4WD) | 16.8km/L | 13.9km/L | 17.7km/L |
| ターボモデル (2WD) | 16.8km/L | 12.7km/L | 18.3km/L |
注意点:特に4WDモデルや、エアコンを多用する夏場、暖機の影響が出やすい冬場は、これらの目安より燃費が悪化することがあります。
ルーミーの燃費特性を語る上で外せないのが、「1.0Lという排気量」と「約1,080〜1,110kg(2WD)の車両重量」の組み合わせです。自動車にとって燃料を消費しやすい場面の一つは、静止状態から車体を動かし始める「発進加速」のタイミング。ルーミーはハイトワゴンゆえに車体が比較的重く、小さなエンジンでこの重さを動かすため、発進や再加速でエンジン回転が上がりやすい場面があります。
さらに、全高1,735mmのパッケージングは室内を広くする一方で、走行条件によっては空気抵抗の影響も受けやすくなります。高速道路で速度を上げ続けると、期待したほど燃費が伸びにくいと感じることがあるのはこのためです。ルーミーの寸法や重量、エンジンスペックはトヨタ公式の仕様・諸元ページでも確認できます。
編集長T.A
「排気量が同じなら、ターボがないNAモデルの方が燃費が良いはず」と考えがちですが、実はここがルーミー選びの落とし穴です。NAモデルの最高出力は69PS。これに対し、ターボモデルは98PSのパワーと140N・mのトルクを持っています。
NAモデルはパワーに余裕が少ない分、交通の流れに乗るためにアクセル開度が大きくなりやすい場面があります。一方でターボモデルは、低回転域からトルクを出しやすいため、アクセル操作に余裕が出やすいのが特徴です。結果として、「実用域で無理をさせにくい」ため、実燃費の差がカタログ値ほど開かないケースや、坂道・多人数乗車が多い環境では体感上の満足度が高くなるケースもあります。
走行性能に余裕がないと運転ストレスが溜まりやすく、結果的にアクセルをラフに扱って燃費を落とす悪循環に陥ることがあります。迷ったらターボモデルを試乗してみることをおすすめします。

4WDモデルは、2WDモデルに比べて車重が増え、駆動系のフリクション(抵抗)も増えやすくなります。これに加えて冬場の走行条件が重なると、燃費はシビアになりやすいです。
特に「片道5km未満の通勤」といった使い方がメインの場合、エンジンが温まりきる前に目的地に到着してしまうため、平均燃費が10km/Lを下回ることも起こり得ます。
「燃費が気になるけれど、このサイズの車が欲しい」という方の比較対象筆頭は、スズキのソリオでしょう。現行ソリオは1.2Lエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた仕様で、ルーミーより燃費面で有利になりやすい構成です。
| 比較項目 | トヨタ ルーミー (G・2WD) | スズキ ソリオ (HYBRID MX・2WD) |
|---|---|---|
| パワートレイン | 1.0L ガソリン | 1.2L マイルドHV |
| 最高出力(エンジン) | 69PS | 82PS |
| 車両重量 | 1,080kg | 1,020kg |
| WLTCモード燃費 | 18.4km/L | 22.0km/L |
| 自動車税(種別割) | 25,000円(1.0L以下区分) | 30,500円(1.0L超〜1.5L以下区分) |
燃費数値そのものや発進の滑らかさではソリオが優勢です(ソリオの仕様はスズキのリリース情報や主要諸元で確認できます)。一方で、ルーミーには税制面でのメリットがあります。排気量が1.0L以下区分のため、自動車税(種別割)の標準税率は年間25,000円(2019年10月1日以後に初回新規登録された自家用乗用車の税率)で、1.2Lクラスの30,500円区分より差が出ます。税率は登録時期でも異なるため、比較時は都道府県の税率表(例)も確認しておくと安心です。
燃費は確かに重要な指標ですが、それだけで車を決めてしまうのは早計です。ルーミーの「使い勝手の良さ」は、燃費の数値を補って余りあるもの。ここでは、燃費の弱点をカバーし、トータルコストで納得するためのポイントを整理します。
ルーミーのような小排気量車こそ、運転の仕方がダイレクトに燃費に反映されます。環境省の「エコドライブ10のすすめ」のような基本を意識するだけでも、燃費改善につながる可能性があります。

車内を整理して不要な荷物を降ろすことも、パワーに余裕の少ないルーミーには効果的です。特に、広大な室内を持つルーミーはついつい物を積みっぱなしにしがちなので注意しましょう。
重要メンテナンス:エンジンオイルの劣化もフリクション増大の一因になり得ます。取扱説明書に基づき、適切なオイルを定期的に交換することが燃費維持の基本です。
編集長T.A
燃費で損をする分を取り戻す最も確実な方法は、「今の車を1円でも高く売る」ことです。新車購入時にディーラーの下取りに任せきりにすると、本来の価値より安く見積もられてしまうことが多々あります。特にルーミーへの乗り換えを考えているなら、予算を増やすことでワンランク上のグレードも射程圏内に入ります。
そこで活用したいのが車一括査定です。複数の業者が競合することで、下取りよりも差が出るケースもあります。燃費で年間数万円を節約するのは簡単ではありませんが、売却時の工夫で予算を増やせれば、燃費への不安をトータルで和らげやすくなります。
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編集長T.A
「税金や車検代など、まとまった維持費の支払いが負担に感じる」という方には、毎月の支出を見通しやすくしやすいカーリースという選択肢があります。月々の支払いに税金や車検代、メンテナンス費用が含まれるプランを選べば、突発的な大きな出費に備えやすくなります。
ガソリン代は別途必要ですが、固定費(リース料)と変動費(燃料代)を分けて管理できるため、家計全体ではコストを把握しやすくなります。新車のルーミーに、初期費用を抑えながら乗り始めたい方にとって、有力な選択肢の一つです。
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編集長T.A
現行ルーミーの燃費に対するユーザーの要望は大きいものの、次期型のパワートレインについてはトヨタから公式発表がない限り断定できません。ハイブリッド化を予想する見方はありますが、採用方式や発売時期は未確定情報として捉えるのが妥当です。
仮にハイブリッド車が登場すれば燃費向上が期待できますが、車両価格の上昇や発売時期の不確実性も考慮する必要があります。「子供の送迎で今すぐスライドドアの車が必要」といった切実な理由があるなら、現行モデルを購入し、将来的に次期型へ乗り換えるという考え方も十分合理的です。
編集長T.A

最後にまとめると、確かにルーミーの燃費が悪いという声には物理的な背景があります。しかし、それは「3.7メートル級の全長に、家族で使いやすい広い室内空間を詰め込んだ」というトレードオフの結果でもあります。狭い駐車場でも扱いやすく、スライドドアで乗り降りしやすい。この日常の使い勝手は、燃費の数値だけでは測れない価値です。

1.0Lエンジンの特性を理解し、ターボモデルの選択やエコドライブの実践、そして購入・売却時の工夫を行うことで、燃費の懸念は十分に向き合えます。あなたがもし、燃費数値だけでなく「家族との移動のしやすさ」や「毎日の運転のしやすさ」も重視するのであれば、ルーミーは有力な選択肢になり得るはずです。
執筆:素敵な車&ドライブ情報ガイド編集部
編集長T.A
編集長T.A
ソリオのハイブリッドは燃費が悪いと感じる原因を徹底解説。冬場の暖房や短距離走行、高速時の空気抵抗など実燃費が伸び悩む理由を分析します。2025年改良モデルの特性や、タイヤ圧調整など今すぐ実践できる改善策を知って、家計に優しい快適なドライブを実現するための具体的情報をまとめました。

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